ハローワークで頻繁に募集している求人に注意すべき理由

ブラック企業のおそれがある

ハローワーク、もしくは自宅から求人検索していると、定期的に同じ会社の求人が目につくことがあります。この頻繁に募集をかけている求人には注意が必要です。なぜかと言うとブラック企業の求人である可能性が高いからです。

 

もう少し詳しく見ていくと、求人の募集要項に書いてある待遇がやたらと良かったりする場合があります。これも注意が必要です。

 

頻繁な募集、高待遇といった単独のポイントでは普通の求人かもしれませんが、両方に当てはまると注意が必要になってきます。

 

有名な企業であれば、「緊急に人が欲しいのかな?」と思ったりするかもしれませんが、有名でも何でもない企業が高待遇で頻繁に募集していると、まず疑った方が良いでしょう。

 

それでも応募するのであれば、まずはその会社のホームページを確認して、どんな事業を行っているのか、また、社長ブログや社員ブログなどがあれば、チェックしてみましょう。転職においては企業リサーチが大事です。

 

ブラック企業の話

これは又聞きですが、ブラック企業に勤めていた人の話です。

 

朝、新しい人が来ると聞かされていたので待っていたのですが、始業時間になってもいっこうに来ません。するとその日の夕方、退職の連絡がありました。これは最速で辞めたパターンです。

 

まぁ何か嫌な感じがしたのでしょうか?確かにその会社は辞める人が多いとのことなので、どこかで噂を聞きつけて、行動に移したのかもしれません。

 

ブラック企業というのはどこか雰囲気が独特なものがある場合があります。中小零細企業であれば、面接を受けた際に社内を見せてくれることがありますが、その際に何となく感じ取る人もいるようです。

 

もし、面接で社内を見せてもらえるのであれば、どんな雰囲気なのか確かめましょう。あまりにも嫌な感じがするのであれば、止めておいた方が良いのかもしれません。

 

空求人のおそれがある

上記では頻繁に募集している求人に注意と書きましたが、これはブラック企業というよりも空求人の場合もあります。

 

空求人とはいわゆる採用する側に雇う意思があまりない求人のことを指します。

 

この空求人はいろんなパターンがあるのですが、「職歴がある人は利用すべき」のページで紹介した内容にあるように、応募してくる求職者の中に自社に合う人材がいないので、見つかるまで繰り返して募集しているというケースがあります。

 

他には、欠員が出てその人材と同等の人を求めている場合です。

 

何れにしても、自社に合う人材が見つかるまでという点では同じですね。

 

離職率が高くて、常に求人募集を出し続けているというパターンもあるのですが、これは仕方がないにしても、先の2パターンでは空求人かどうかは実際に聞いてみない限り確かめようがありません。

 

応募者がいない

ブラック企業であったり、空求人であるのとは別に、応募者がいないという場合もあります。

 

ハローワークは企業が無料で利用できることもあって、数多くの求人が掲載されています。事実、平成31年1月の新規求人数は1,058,693件あり、年間ベースでは約1200万件にも達します。

 

空求人があるとして、それを差し引いてもたくさんの求人があります。

 

これだけ多くの求人の中から自社を探してもらって、応募してもらうためには、他社と似たり寄ったりの待遇であったり、経験面での厳しい必須要件を設けていては応募が全くないということも十分にありえます。

 

だから応募が来るまで頻繁に募集をし続けているという可能性があるのです。

 

まとめ

ハローワークで頻繁に募集している求人には注意が必要です。その理由は次の3つです。

 

  • ブラック企業のおそれがある
  • 空求人のおそれがある
  • 応募者がいない

 

この3つの理由のうち最初の2つに関しては、会社のホームページやブログなどを確認して、企業リサーチをすることで、ブラック企業なのか、空求人なのかを見極めましょう。

 

人気記事 職務経歴書テンプレートはハローワークからダウンロードしよう

人気記事 職務経歴書の材料を探すなら大阪ハローワークの職務経歴書マスターシートを利用しよう

スポンサーリンク