ハローワークで思ったような求人が見つからない時に活用したいネット手法

企業のホームページ

転職や就職したい企業があれば、転職サイトからではなく、まずはその企業のホームページを確認してみましょう。

 

企業のホームページにはほぼ間違いなく、「企業情報」のページががあります。そして、その中に「採用情報」のページがあることが多いです。もしあると分かれば、募集要項を知ることができるので、募集職種や待遇などの条件が合えば、すぐにエントリーしましょう。

 

では、採用情報のページがなかった場合はどうすれば良いのかというと、問い合わせのページやサイトに記載されているメールアドレス・電話番号から求人募集をしているかダメもとで問い合わせをしてみましょう。

 

実はこの直接問い合わせをして採用を行っている企業を開拓している人はあまりいません。そのため、ライバルも当然少なくなり、次の選考へ進める確率も他の一般的な手段よりは高くなります。

 

転職サイト

ネット上に存在する転職求人情報サイトは一見すると同じようなサイトに見えますが、よく見ると異なる種類に分かれています。ここでは三つのタイプに分けて紹介します。

 

一括求人検索サイト

通常求人検索は転職サイトを利用しますが、個別に登録をする必要があります。それぞれの転職サイトにしかない求人があるのでそうするしかないのですが、それでは不便です。

 

一括求人検索サイトは提携している複数の転職サイトや転職エージェントの求人を一括で検索できるので、わざわざ個別に登録して探す必要がありません。代表的なサイトとしては、転職EX、キャリアインデックスがあります。

 

また、一括求人検索サイトではないのですが、ネット上にある求人データを一括で取得して公開している仁王というサイトもあります。

 

人材紹介会社・求人検索サイト

転職サイトの求人ではなく、人材紹介会社や人材紹介会社の保有する求人を一括で検索できるサイトがあります。代表的なサイトとしては、マイナビ転職エージェントサーチ、人材バンクネット、イーキャリアFAがあります。

 

マイナビ転職エージェントサーチは提携している人材紹介会社が保有する求人と人材紹介会社、氏名などを一括で検索することができ、人材バンクネットも人材紹介会社の保有求人、人材紹介会社、コンサルタントを一括で検索することができます。イーキャリアFAも同様のサービスです。

 

何れのサイトもスカウト機能が備わっており、プロフィールを公開することによって人材紹介会社からオファーを受けることができます。

 

ハローワークでも紹介されている人材バンクネット

各県の労働局・ハローワーク(一部を除く)で民間の人材サービス会社の情報を紹介しており、その中に人材バンクネット(を運営しているアイ・キュー)が含まれています。

 

前にも少し述べましたが、人材バンクネットの長所について解説します。

 

全国の人材紹介会社を一括検索できる

転職で人材紹介会社を利用する時にはどうしても有名なところばかり使ったり、目についたりしますが、人材バンクネットでは全国的に知られていない中小の人材紹介会社も一括で検索できます。

 

特定の地域や職種に強い人材紹介会社を見つけることもできるので、自分の希望に合った転職支援を受けることができます。

 

社名公開・非公開含め10,000件以上の求人数

人材バンクネットで検索できる求人数は10,000件以上あります。幅広い職種を扱っていて、求人数のバランスも良いです。

 

社名が公開されている求人よりも非公開の求人の方が圧倒的に多いですが、その理由は、人材紹介会社の検索ポータルサイトという性質上、正式な求人応募は求人を扱っている人材紹介会社を通じて行う必要があるからです。

 

より確実に転職活動を進めるためのスカウト機能

転職活動では自分からアクションを起こすことも大事ですが、相手に興味を持ってもらう方がより確実に転職活動を進めることができます。

 

人材バンクネットではキャリアシートを登録して匿名公開すると人材紹介会社からオファーが届くスカウト機能があります。

 

オファーが届くということは、あなたのキャリアに興味を持っている、あなたに合った求人があるということなので、スカウト機能は絶対に利用した方が良いです。

 

人材バンクネット公式サイト

 

スカウト型転職サイト

人材紹介会社・求人検索サイトのスカウト機能とシステムは同じですが、直接企業やヘッドハンターからオファーが来るという点で違います。

 

代表例としては、ビズリーチやキャリアカーバーです。

 

どちらもハイキャリア向けのスカウト型転職サイトで、年収アップ、キャリアアップを目指しているのであれば、利用しておきたいサイトです。

 

通常の転職求人情報サイト

運営会社が独自に集めてきた転職求人情報を公開しているサイトです。企業が採用活動を行っている時には複数の転職求人情報サイトに求人が見られますが、それぞれのサイトにしかない独自求人も多数あります。

 

あなたもよく知っているリクナビNEXTやマイナビ転職、エン転職、doda、インディードなどがそうです。スカウト機能や転職ノウハウも豊富にあるので、うまく活用することによって転職を成功に導くことができます。

 

検索エンジン

グーグルやYahooo!などの検索エンジンを使って思いがけない転職求人情報に出会うことがあります。

 

例えば、「マーケティング 転職」などとキーワードを任意に入力して検索してみると、Yahoo!ではYahoo!しごと検索が各転職サイトから収集してき求人情報が、グーグルでは、グーグルが各転職サイトから収集してきた求人情報が検索結果の広告を除いた部分の冒頭に表示されます。

 

つまりどういうことかというと、一括求人検索サイトと同じようなことを、キーワード検索をするだけでできてしまうのです。一括求人検索サイトを運営している会社にとっては迷惑な話ですが、便利な時代になりました。

 

あなたも仕事を探しているのであれば、キーワード検索で、「職種名+求人」や「職種名+転職」で一度探してみましょう。

 

SNS

ツイッターやフェイスブックなどのSNSを利用して求人を探します。

 

ツイッターでの求人の探し方は検索エンジンと同じで、「職種名+求人」や「職種名+転職」などのように探します。

 

注意点としては、あやしい求人には気をつけましょう。

 

電話を使った内勤のお仕事という募集があったとしても、中身は、特殊詐欺のテレフォンオペレーターということもあります。

 

人生が間違ったことにならないためにも、企業ホームページ、口コミサイトなど、別の手段で確認をしておきましょう。

 

まとめ

ハローワークで思ったような求人が見つからない時に活用したいネット手法は次の4つです。

 

  • 企業のホームページ
  • 転職サイト
  • 検索エンジン
  • SNS

 

これらのネット求人探索手法を駆使して転職を成功へ導きましょう。

 

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